ジョシュ・グリーン州知事は、

12月に前知事が中心となって作成された計画を見直し、

今後2会計年度の支出要求を約25億ドル増額すると発表しました。

グリーン知事の修正予算案は、

1月の施政方針演説で強調した歳出の優先順位を

反映したものとなっています。

グリーン氏は先週、最新の支出計画を発表した声明の中で、

「州の財政状態は良好であり、

ハワイの人々が必要とする救済のために行動する」と述べました。

「これらの予算要求と私の立法案を組み合わせることで、

迅速にかつ直接的に家庭を助け、生活費を削減し、

必要不可欠な医療サービスを提供し、

ハワイの気候と将来を守ることができるのです」 と説明しました。

グリーン知事の計画では、

ハワイ州住宅金融開発公社が低・中所得者向け住宅への融資資金として、

今後2年間でそれぞれ4億5000万ドルを拠出することになっています。

グリーン知事は、

「現在の最大の問題は、

ハワイの生活費に影響を与えている最大の要因である

手頃な価格の住宅の欠如です。

州の住宅危機は、ホームレス問題、生活費、労働力不足など

広範囲に影響を及ぼしているのです。」と強調しました。