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【News】訃報:ビリー・ケノイ元ハワイ郡長

元ハワイ郡長の William “Billy” Punapaiaala Kenoi氏が、26日(火)亡くなりました。ケノイ氏はここ数年、癌の治療を続けていました。52才でした。

ケノイ氏の家族、友人、同僚らは、癌と戦いながらも、地域のために貢献し続けたケノイ氏を偲んでいます。

ケノイ氏は、2008年にハワイ郡長に当選。39才の若さのハワイ郡長としては最年少でした。ケノイ氏は、ビッグアイランドをひとつにすることに尽力し、コナとヒロの両地区で過ごし、地方も含め広大なビッグアイランドの必要に応えるため力を注いできました。雄弁で、ありのままを言うスタイルで、「我が家」と呼ぶハワイ島をこよなく愛し、多くの支持を得てきました。ただ2016年に、私的出費に州のクレジットカードを使用したとして起訴され、返済したことがあります。

ケノイ氏は、ハワイ郡長2期目の2015年に難病の骨髄線維症を発症、2018年には白血病を公表しました。白血病の中でも稀な病状で、メインランドで治療を受けていました。

この訃報を受けて、ハワイのデビッドいげ知事は、「ビリー氏は、エネルギーに溢れ、人の心を動かす指導者でした。我々は皆、深い悲しみを覚えます」と述べビリー氏の葬儀の際は、ハワイ州旗を半旗にするよう指示しました。

また、連邦下院議員のカイ・カヘレ氏は、ケノイ氏について、信頼する助言者であったとした上で、ケノイ氏はひとりひとりを特別な存在として扱う術を心得ていました、人として、また特に指導者として、常に「何かできるんだ」という姿勢を持っていました、と評しました。

現ハワイ郡長のミッチ・ロス氏は、「ビリーケノイは、真のビックアイランドボーイで、いつも我々コミュニティの中心にいました。」と述べ、功績を称えました。

(写真は左からBernard Carvalho元カウアイ郡長、Charmaine Tevares元マウイ郡長、亡くなったビリー・ケノイ氏の後は元ホノルル市長のMufi Hannemann氏)

ケノイ氏の遺族は、妻のたかこさん、娘のマヒナさん、息子のジャスティン君とリアム君で、地域の皆さんへの感謝とアロハを述べています。

ケノイ氏のメモリアルサービス(葬儀)は未定です。