【News】RIMPAC2022環太平洋演習6月30日から8月4日まで開催
Red Hill crisis casts shadow on RIMPAC exercises set to begin in Hawaii
2年に1度開催される世界最大の演習、RIMPAC「環太平洋演習」のため、26カ国の軍艦がハワイ諸島に到着しています。
水曜日に開幕し、8月4日まで行われるリムパック2022には、水上艦38隻、潜水艦4隻、航空機170機以上、約2万5千人の軍人が参加する予定です。
ハワイに拠点を置くアメリカ太平洋艦隊が主催するこの演習は、世界的な紛争と外交的緊張が高まっている中で行われます。
更に11月に海軍のレッドヒル地下燃料貯蔵施設に貯蔵されていたジェット燃料が、オアフ島の住民9万3千人に提供する海軍の水道に流出したことで、ハワイ住民と
海軍司令官との関係が著しく緊張している時でもあります。前回はパンデミックによって変更を余儀なくされましたが今回は本格的な再開となります。
レッドヒルには20基の巨大なタンクがあり、このタンクは最大2億5千万ガロンまで貯蔵可能ですが、現在は1億8千万ガロンに近い量が貯蔵されていると考えられています。レッドヒルの燃料備蓄は以前のリムパック2018の時、参加した米国および外国の船舶と航空機に1900万ガロン以上の燃料を提供しました
関係者は、今年はレッドヒルなしでもやっていけると主張しています。パールハーバー・ヒッカム合同基地には、地上タンクが6基あり、3600万ガロン、ヒッカムには地上タンクが4基あり、約1400万ガロンを貯蔵されているということです。