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【News】電気自動車は人数制限なく専用レーンの利用可

ハワイ州運輸局は、9日、電気自動車の利用者は、同乗者の数に関わらず、*HOVレーンを利用することが出来るようになると発表しました。(*HOVレーンとは、High-Occupancy Vehiclesレーンの略で、規定人数以上が搭乗している車のみ走行可能な車線)

ハワイでは、これまで州の空港や、州や郡が運営する駐車場やメーターでの駐車料金が無料になるなど、EV向けの特典がありましたが、昨年2020年6月30日に終了しています。当時、運輸局は、連邦からの支援があったため、EVドライバーが乗車人数に関係なく専用レーンを利用できるよう取り組むと話したものです。

電気自動車は、ハワイが温室効果ガスを削減し、クリーンエネルギーの目標を達成するための手段として注目されています。

ただ電気自動車が専用レーンを利用するためには、電気自動車=EV用のナンバープレートをつける必要があります。

ハワイのビジネス・経済開発・観光局によりますと、10月現在、ハワイ州内の電気自動車は約1万7,000台で、前年同月比31.5%増、9月比では2.7%増となっています。しかし、州内の登録乗用車は105万3,953台で、その約1.6%に過ぎません。