【Kaleコラム】第16回ワイマナロ・カニカピラ、22日に開催！

スラックキー・ギターのレジェンドとして、ハワイアンミュージック界に名を残し、今なお尊敬を集める伝説のミュージシャン、ギャビー・パヒヌイ。その息子であるシリル・パ匕ヌイが生前、博物館の建設と、伝統の継承を目的として、生まれ故郷のワイマナロビーチで毎年多くのミュージシャンを招き、ミュージック・フェスティバルを開催していましたが、ここ数年はコロナの影響でオンラインでのストリーミングのみ。ハワイアンミュージック・ファンは寂しい思いをしていましたが、彼らを慕うミュージシャンたちが大集合するこのワイマナロ・カニカピラが、いよいよ明日、ワイマナロビーチに帰ってきます。

スラックキーのチューニングは、ミュージシャンの家系ごとに違うと言われ、中には門外不出、秘密を守るファミリーもいる中、シリル・パヒヌイは弟子たちにコードやチューニングを教え、パヒヌイの伝統を後世に伝えようとした稀有なミュージシャンでした。惜しくも５年前に病気で亡くなりましたが、今でも多くのミュージシャンが、彼の歌を歌い、その功績を世に広めています。

今回、スラックキー・ギターを始め、ウクレレやスティールギターなど、ハワイアンミュージックに欠かせない楽器を手に演奏を披露するのは、ジェリー・サントス、カヴィカ・カヒアポ、クウイポ・クムカヒ、ケネス・マクアカネ、メルヴィン・リード、ソニー・リムほか。総勢100名以上のミュージシャンやフラダンサーたちが、ハワイ時間の4月22日、朝9時から日没の6時まで、途切れることなくワイマナロビーチの特設ステージに登場して、カニカピラを繰り広げます。

このなんとも贅沢な音楽イベント、もちろん参加は無料。毎回鳥肌モノの演奏が目の前で楽しめるのですが、ワイマナロまで足を運べない方、日本のハワイアン・ミュージックファンの方々は、ぜひオンラインにてご視聴ください！

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