【News】日系兵士と収容者に敬意を表し国旗に署名

第二次世界大戦で活躍した退役軍人の、ぎま・しんえ(Shinye Gima)氏 とハワイのジョージ・アリヨシ元知事は11 日、日系アメリカ人兵士と収容所の生存者に敬意を表する取り組みの一環として、指導者や地域住民らとともに第二次世界大戦当時のアメリカの旗に署名しました。

カリフォルニア州の判事によって始められたもので、2本の旗には、西海岸の各都市とワシントンD.C.から、400人以上の二世兵士、収容所の生存者とその家族の他、第二次世界大戦の影響を受けた日系人が署名しています。軍情報部の通訳をしていたジョージ有吉元知事は、「二世の退役軍人は、ヨーロッパや太平洋戦争で重要な役割を果たしました。ここに来る意義を感じています」と話し署名しました。

ハワイ日本文化センターで開催された署名式では、家族がマンザナールやチュールレイク(カリフォルニア州)、ミニドカ(アイダホ州)の強制収容所に収容されていた ホノウリウリの初代管理人のはなこ・わかつき・チョングさんや、マンザナールで生まれでハワイ大学で日系人に関する最初の講座を開設したパイオニアのハワイ大学教授のデニス・オガワ氏も 参加しました。

真珠湾攻撃後、ルーズベルト大統領は大統領令9066号に署名し、米国に住む約12万人の日本人が収容されました。当時ハワイの日本人も約2,000人が収容されました。