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【News】警察官3人の起訴取り下げの申立ては却下

4月5日に、追跡されていた車を運転していた16才のアイルマンバー・サイキャップ少年が、ホノルル警察の警察官の発砲によって死亡した事件で、3人の警察官が殺人容疑と殺人未遂容疑で起訴されています。その起訴を却下するよう申し立てが行われていましたが、20日オアフ地方裁判所はその申立てを却下しました。これによって、この事件は予備審問が進められることになります。

この事件で検視を担当したのは、ホノルル検視官のチーフ小林まさひこ医師で、検視の結果、死亡したサイキャップ少年は、頭と首、心臓の合計8発を撃たれていたことがわかっています。

この事件では、Geoffrey Thom被告が、第2級殺人容疑、Zackary Ah Nee被告と Christopher Fredeluces 被告は第2級殺人未遂容疑で、大陪審は起訴を取り下げましたが、ホノルル市の検察局は3人を起訴しました。

これに対し弁護団は、州法によって大陪審の起訴がなければAクラスの重罪は起訴されないと主張し、3人が起訴されたのは州法に違反すると主張しました。しかし、市の副検事は、大陪審が起訴しないと決定した後に起訴されることは珍しいことではないとしています。