【News】教師も生徒もクラスではマスク着用
ハワイの教職員や生徒はワクチン接種をしていたとしても引き続きマスクを着用しなければなりません。
連邦の指針では、ワクチンを接種していればマスクを着用する必要はないとされていますがハワイでは新学期が始まって3週間はマスクを着用しなければなりません。
CDC(米疾病対策センター)は秋には学校を再開し、対面式授業を行うよう求めています。またワクチンを接種していない教師や生徒は、引き続きマスクを着用し、少なくとも3㌳の距離をあけること、定期的にスクリーニングを行い、換気に気をつけ、手洗いも頻繁に行うことなどを推奨しています。
ニューヨーク・タイムズ紙によりますと、米国内でマスク着用義務を継続しているのはハワイだけです。しかし、イゲ知事は州の人口の70%がワクチン接種を完了すれば解除するとしています。現在のハワイ州のワクチン接種完了者の割合は58%です。
学校でのマスク着用に関しては12才以下の子供はワクチンを接種できないことが挙げられています。子供は重症化するリスクが大人に比べて低いとされていますが、保健当局は、依然としてクラスター(集団感染)の発生を危惧しています。ハワイ州のデータでは、これまでに12才から17才までの年齢層でワクチンを少なくとも1回接種した人の割合は52%です。