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【News】ハワイ州知事がジューンティーンス(解放の日)に署名

Juneteenth(ジューンティーンス)= 6月19日は、アフリカから連れて来られ奴隷にされた人が自由になった日で、「自由の日」「解放の日」とも呼ばれます。ワシントン州は2007年にこの日を州の祝日としています。

16日(水)、デビッドいげ知事は、ジューンティーンスをハワイ州で承認する法案に署名しました。アメリカ国内でジューンティーンスを認めている州は48州あり、これでハワイは49州目となりました。

いげ知事は、「この法案に署名したことで、アメリカと、この島にいる人々全員が6月19日は人類平等を確認する日となります」と述べました。

19日はまだ正式な連邦の祝日とはなっていませんが、議会の投票と大統領の署名を経て祝日となります。

「ハワイのジューンティーンス」の設立者、サマンサ・ニーランドさんは「一番反対していた人の意見はハワイには人種差別はないから必要ないというものでした、しかしハワイにも多くの誤解がある」と話しました。

ニーランドさんは、2013年に、黒人として初のミスハワイティーンUSAに、2020年には黒人初のミスハワイUSAに選出されています。その当時、差別的な言動を受けたということで、ニーランドさんは、「ハワイはメインランドの他の州ほどではないにしろ、19日を州として正式に認めないのは恥ずかしいことだと思っていました。これによってハワイの人種差別の収束に少しだけ前進することができました」と話しました。