【News】2回めのワクチン接種に遅れ

ハワイ州内で新型コロナウイルスのワクチン接種が進められていますが、州当局によりますと2回目の接種に遅れが出ています。

ハワイ州保健局によりますと、11日までにモデルナまたはファイザーのワクチンで、1回目の接種を受けた人は15万3000人となっていますが、このうち2回目の接種を受けた人は4万8500人にとどまっています。

ハワイ州のグリーン副知事はモデルナまたはファイザーが開発したワクチンについて、「1回目の接種での有効性は50%なのに対し、2回目を接種した場合の有効性は90%以上に高まる」と述べ、2回目の接種の重要性を指摘しています。

ワクチン接種の1回目から2回目までの間隔は、ファイザーで21日、モデルナで28日となっています。

2回目の接種を受けない人はハワイ州以外の州でも多く、理由としては「接種を受けるのを忘れた」、「忙しくて接種を受けることができない」「ワクチンの副反応への懸念」などが上がっているということです。