【News】ハワイにもイギリス型変異株か?

ハワイ州当局者は、イギリスで発見された感染力が強い新型コロナウィルスの変異ウィルスがハワイで確認された可能性があるとして警告しています。

ハワイ州衛生局の研究室は、イギリス型の B1.1.7の可能性がある分子基盤を4件と、デンマークで発生したL452Rを9件、先週確認しています。これまでにハワイでは感染拡大が速いとされる変異株は発見されておらず、ハワイ州保健局の化学者は、今週にもゲノム解析し、イギリス型の変異ウィルスかどうかを解明するとしています。

保健局が先週発見したデンマーク型の変異株はアメリカ国内で十数件確認されていますが、他の変異株以上に拡大が速いという確証は得られていません。

デンマーク型の9件は、マウイとカウアイで各1件、オアフで7件でており、うち4人はカリフォルニアとユタへの渡航、旅行歴がありますがオアフの4人とマウイの1人は旅行歴はないということです。ハワイ州の疫学医師代理のサラ・ケンブレオフ医師は、「今は「もしかしたら」ではなく「いつ入ってくるか」という状況です。イギリス型の変異株は感染拡大が速い可能性があるので注意が必要です。不安はわかりますがパニックになるのではなく、常にマスクをつけ、人との距離をあけて、(スーパーボウルシーズンですが)大人数での集まりを避けるように」と話しています。