【News】洪水被害:少年が流され救助等

25日は大気の状態が不安定となりハワイ島に洪水警報が出され、1時間に1−2インチの雨量を記録しましたが、オアフ島でも午後から洪水警報が発令され各地で豪雨となりました。オアフのNiu Valleyでは、午後8時までの12時間の雨量は5.44インチ、モアナルア、ヌウアヌでも5インチに近い雨量が確認されました。

昨日の雨で、オアフ島ワイパフのキャナルで少年二人が流されました。ひとりは自力で、陸にあがることができましたが、もうひとりの10才の少年は、たまたまそこにあった木につかまることができたため救助が間に合い、かすり傷のみで、無事救助することができたということです。目撃者は、木がなかったら流されて行方不明になっていただろうと証言しています。

また25日、カイルア・ビーチのハーフマイルから1マイル沖で2人のカイトサーファーが流され救助されました。ひとりはモコレアロック沖、もうひとりはポポイア・アイランド沖で救助されています。他にも6−7人のカイトサーファーが大雨で制御不能となりましたが、自力で岸に戻りました。

マウイでは、カハクロアのクリフ(崖)で、女性が運転する乗用車が約200フィート(60㍍)下に転落し、女性が死亡しました。この事故は昨日の午後、カヘキリハイウェィのはずれの道路のカーブで曲がりきれず転落したものです。運転していた女性(35才)はシートベルトを着用していませんでした。