Local News 05/29/20 日本からの旅行客を受け入れるトラベルバブル構想

ハワイと日本間の「トラベルバブル」についての話し合いが持たれています。(*トラベルバブルとは、特定の地域に限り渡航を可能にするというもの)28 日に行われた上院のCOVID-19特別委員会で、セントラル・パシフィック・ファイナンシャル・コーポレーションの会長兼CEOのポール与那嶺氏は、日本からハワイにくる旅行を解禁するトラベルバブル構想について触れ、日本との同意書の締結に向けて進みたいと話しました。

与那嶺氏は、新型コロナウィルスの日本の感染者と死者数は他の地域と比べて低く、ハワイは日本とのトラベルバブルを皮切りに観光業を徐々に再開して行くことができるだろう、ハワイの経済復興のためにも、いち早く観光業を再開させるべきだと強調しました。

このトラベル・バブルはすでに世界中で広がっており、中国と韓国は、今月からソウルと中国の10地域の間で、ビジネスでの渡航を認めています。5月15日からは、エストニア、ラタビアとリトアニアで渡航ができるようになりました。オーストラリアとニュージーランド間では同意に向けて交渉が進んでいます。

しかしながら、デビッドいげ州知事は28日、島と島を結ぶ旅行に関しては自主隔離をできるだけ早く解除したいとしながらも国際線、国内線に関しては、当初6月30日までとしていた隔離期限を延長させる考えを示しています。