【News】ホノルル警察の欠員、過去最悪に近い水準

HPD officer vacancies near record levels as new chief David Lazar takes over

ホノルル市の新しい警察本部長に、デービッド・ラザー氏が就任し、あす2日に宣誓式が行われます。

ラザー氏は就任後、長年の課題となっている深刻な警察官不足への対応を迫られることになります。

ホノルル警察では現在、現場勤務にあたる警察官の定員の20%以上が欠員となっています。欠員数は2020年の300人弱から年々増え、ことし初めにはおよそ470人と、過去最悪に近い水準となっています。

ハワイ州警察官組合は、警察官不足がラザー新本部長にとって、最も差し迫った課題になると指摘しています。

現在、警察学校では5つのクラスで、合わせて155人の候補生が訓練を受けていますが、全員が修了するとは限りません。一方、勤続25年に達し、退職が可能な警察官は312人に上っています。

ことし上半期には、警察官10人が退職し、20人が辞職しました。

警察官不足への対策として、新規採用者へのボーナスが導入されていますが、組合は、経験豊富な警察官の離職を防ぐ対策も必要だとしています。具体的には、勤務継続へのボーナスや施設の改修、装備の改善などを求めています。

また、組合は、警察官の疲労や士気の低下も、離職の一因だと指摘しています。