JAL財団「第19回 世界こどもハイクコンテスト」授賞式開催!
公益財団法人JAL財団が主催する「第19回世界こどもハイクコンテスト」のハワイ地区の大賞・入賞者の授賞式が5月12日に在ホノルル日本国総領事公邸で行われました。
世界の子どもたちへハイク創作の楽しさを広め、世界で最も短い「詩」といわれる俳句を生み出した日本・日本文化への理解と、国際交流を促進することを目的としたコンテストで、今年のテーマは「音」。
ハワイ地区では267作品の応募があり、その中から大賞5名、入賞11名が選ばれました。
長徳英晶総領事は挨拶の中で、亡き祖母がかつて自分への思いを込めて詠んだ俳句に触れ、短い言葉の中にも深い愛情や人生の情景を残せることの素晴らしさを紹介し、何気ない風景の描写の中に、家族を大切に想う気持ちや相手を思いやる心が静かに込められていることが、俳句の魅力として伝えられました。
また、俳句は、ほんの短い言葉の中に、大切な人への思いや自然の美しさを込めることができる、日本ならではの文化。雨の音や風の変化など、身近な季節の瞬間に心を向けながら、自分の気持ちを自由に表現してほしいし、これからも俳句を通して、感じる心と伝える力を育んでいってほしいと願っていると話しました。
(写真)在ホノルル日本国総領事館 長徳英晶総領事
式典では長徳英晶総領事に続き、大村康治 JALハワイ支店長から表彰状が授与されました。
(写真右)大村康治 JALハワイ支店長
大賞の一人である、ナツミ・ヘイデンさん(ニューバレー・ミドルスクール8年生)は、受賞の喜びを「とてもうれしいです。俳句を作るとき、はじめは何を書いたらいいのか分からなかったけど、書きたかったのは自分の気持ちだったと気が付いた。」と話しました。
(写真左) 大村康治 JALハワイ支店長
(中央)ナツミ・ヘイデンさん
(写真右)KZOO Media Group社長 ロビン古屋
表彰式では審査員を務めた現代俳句協会代表のナカムラ薫さんが、大賞者一人ひとりに講評しました。
ナカムラさんは子どもたちに「世の中の常識にとらわれず、自分自身の感じ方や見方を信じてほしい」と呼びかけ、「自分らしさ」や「オリジナリティ」の大切さを伝えました。また「今回の審査では、子どもたちならではの小さな発見や素直な感情、その子にしか見つけられない瞬間を大切にしながら選考しました」と語り、俳句は書くことで、感受性や思いやりを育み、自分の心を言葉で表現する力を育ててくれる――そんな俳句の魅力と可能性を紹介しました。
(写真右) ナカムラ薫さん
大賞受賞者
- ナツミ・ヘイデン(ニューバレー・ミドルスクール 8年生)
- レイナ・ロチャード(カラへオ・ハイスクール 9年生)
- アイコ・ナカシマ(本願寺ミッションスクール 7年生)
- カリコ・ラッセル(カミロイキ・エレメンタリースクール 5年生)
- レイ・カネシロ(フォート学園 4年生)
俳句と絵で構成されている作品は、 「表現力」、「創造性」、「調和」の3つの要素を重視して審査されていて、入賞した作品はどれも、子どもたちらしい、新しい感性で描かれていて、素晴らしいものばかりでした。
JALは、ハイクコンテストをはじめとする国際交流と相互理解を促進するための公益事業をこれからも継続して行きたいと語りました。
JAL 財団のハイクコンテストのWEBサイト
今回の入賞作品は「世界こどもハイクコンテスト特設ページ」で公開されます。
https://www.jal-foundation.or.jp/haiku-contest/