【News】「カメハメハ・スクール」が全生徒の授業料を無償化する方針を発表
Kamehameha Schools changes its tuition policy to protect trust against lawsuit
100年以上の歴史があるハワイの名門校「カメハメハ・スクール」は、来年度から、「カメハメハ・スクール」に通う州内の全ての生徒に対して、授業料を無償化する方針を明らかにしました。
ハワイの先住民を優先する「カメハメハ・スクール」の入学制度は違法だとして、アメリカの団体が連邦訴訟を起こしたことを受けての学校側の教育政策とみられます。
アメリカの団体「Students for Fair Admissions」は、ハワイの先住民を優先するカメハメハ・スクールの入学制度は違法だと主張し、10月学校側を相手取り、公正な入学選考を求めるなどとして連邦裁判所に裁判を起こしました。
学校側は、授業料無償化の方針について、「教育は子供の将来を豊かにするための贈り物」として、ハワイの先住民の子どもの教育に遺産を残したバーニス・パウアヒ王女の遺志に沿った方針だとしています。
また、ハワイの市民団体の代表者は、「裁判で不利な判決が出されれば失うものは計り知れない。授業無償化の方針は、長期的には、信託財産の保護をめぐる闘いに有益な措置となるだろう」と話しています。
「カメハメハ・スクール」の授業料は、年間およそ6000ドルから、およそ1万2000ドル余りとなっていて、生徒の最大80%が何らかの補助金や援助金を受けているということです。
学校関係者は、「授業料無償化の方針は、ハワイの先住民の子女に豊かな教育を与えたいというパウアヒ女王の遺志に一致する」としています。
「カメハメハ・スクール」の授業料無償化については、今後、財産手続きなどを行うプロべート裁判所が承認するかを決定することになります。






















