【News】ホリデーシーズンの空港の混雑緩和に向けて当局が「アカマイ・アライバル」を導入

Hawaii launches 'Akamai Arrival’ for smoother holiday travel

本格的な帰省シーズンを前に、ハワイ州当局は１６日、空港の混雑緩和に向けた取り組みとして「アカマイ・アライバル」の運用を開始したと発表しました。

空港の利便性の向上が期待されています。

「アカマイ・アライバル」は、ハワイ到着の国内線で利用できる植物検疫のデジタル申告書で、出発の５日前からオンラインで申告が出来るようになっています。

州当局は、「「アカマイ・アライバル」の導入により、乗客が規則を守る割合が向上し、州内の動植物の安全を守る対策に役立つとともに、空港の利便性の向上が期待される」としています。

また、州運輸局は、オアフ島のダニエル・K・イノウエ国際空港のターミナル１で、保安検査の待ち時間を表示する大型の掲示板を設置しました。

そのほか、運輸局の公式サイトで駐車場の空車状況が１０分ごとに確認できるサービスが始まりました。

加えて、ダニエル・Ｋ・イノウエ国際空港と、カウアイ島のリフエ空港ではウエーファインディング（wayfinding apps）と呼ばれる無料のアプリ使って、空港内の案内や、利用者の位置情報が確認できるようになっています。

運輸局は、このアプリについて、今後、マウイ島とハワイ島の空港でも利用できるようになる見込みだとしています。