【News】高架鉄道「スカイライン」の第2期、10月16日に開業

建設に2年3か月を要したスカイライン第2期が10月16日にいよいよ開業します。

第2期の工事は、アロハスタジアムからカリヒ・トランジットセンターまでの区間で、7月末から試験運行を実施しています。当初は稼働率が基準に達しませんでしたが、現在は99%以上を維持していると、鉄道公社は説明しています。

カリヒ地区在住で空港勤務のマリア・トギアさんは「自宅からバスに乗って、そのまま鉄道に乗り換えられます。電車は10分ごとに来るので、これまでのように30分から1時間も待つ必要がなくなり、本当に助かります」と、待ちに待った開業を喜んでいます。

ホノルル市はきのう、ホノルル高速鉄道公社から第2期の運営を正式に引き継ぎました。市運輸局のロジャー・モートン局長は鉄道建設計画について、「ハワイ州最大の公共事業であり、地域にとって大きな意味を持ち、市の交通を大きく変える存在になる」と語っています。

今回の開業では、空港駅を含む4駅が新設され、空港従業員の利用が見込まれます。運行時間も午前4時から午後10時までに延長され、市バスはラグーン・ドライブ駅からワイキキやハワイ大マノア校などへの急行便が新設されます。モートン局長は「市民にとってより良い移動手段になる」と呼びかけています。

なお、開業直後の週末の乗車は無料となります。