【News】金曜夜から土曜にかけてオアフ島で複数の交通事故発生 急増する死亡事故に懸念
9月20日夜8時16分頃、オアフ島ワイマナロ地区で交通死亡事故が発生しました。ホノルル警察によりますと、死亡したのは作業用多目的車を運転していた30歳の男性で、ヒヒマヌ通りを北上していた作業車は、カラニアナオレ・ハイウェイの交差点で一時停止標識を無視したため、ハイウェイを東に向かって走行していた74歳の男性ドライバーの車と衝突。作業車は横転し、30歳の男性ドライバーは路上に投げ出されたということです。
両ドライバーはただちに近隣の病院に搬送されましたが、74歳の男性は重体、30歳の男性は重体の後、死亡が確認されました。
昨年同時期のオアフ島における交通事故による死亡者は31人でしたが、今年はこの事故により死者の数は62人となり、ハワイ州内での交通事故による死亡が急増傾向にあります。これを受け、ハワイ州のグリーン知事は、交通安全の工場を目的とした行政命令に先週署名したばかり。車を運転するすべてのドライバーに注意を促しています。
当局は、スピード超過、薬物、またはアルコールの関与の有無は不明で、捜査は継続中であると述べています。
また、同深夜0時40分頃には、カリヒ地区のH-1東フリーウェイで歩行者を巻き込む重大な車両衝突事故が発生しています。
ホノルル警察の発表によりますと、25歳の男性歩行者がカリヒのガードレール高架上に立っていて、車道に戻ろうとした際に滑って転倒。男性はH-1東行きフリーウェイに後ろ向きに転落し、複数の車両に衝突されたとのことです。男性は重体で近隣の病院に搬送されましたが、容態が悪化、現在は危篤状態が続いています。こちらも捜査は現在も続いており、詳細は不明です。