【News】ホノルル市から125万ドルの和解金を受け取った男 銃器と薬物所持の罪で懲役10年の刑

Man who received $12.5M city settlement sentenced on gun, drug offenses

オアフ島内で、ゴーストガンや違法薬物を所持した罪に問われた39歳の男に対し、連邦裁判所は10年の懲役刑と5年間の保護観察を言い渡しました。

男は、4年前マカハで、警察車両に追跡されていた車が事故を起こした事件で重傷を負い、その後に起こした裁判で、去年、ホノルル市当局から和解金1250万ドルを受け取っていました。

ジョナベン・パーキンス・シナパティ被告は去年5月、カネオヘで車の中にシリアルナンバーの無い自家製のゴーストガンや弾薬、違法薬物「メタンフェタミン100グラム余りを所持していたとして銃器と薬物所持の罪で逮捕・起訴され、その後、起訴されたすべての罪を認めていました。

連邦裁判所はパーキンス・シナパティ被告に対して、10年の懲役刑と、懲役終了後の5年の保護観察を言い渡しました。

パーキンス・シナパティ被告は2021年9月、マカハのファーリントン・ハイウェーで、複数の警察車両に追跡されていた車が私有地のフェンスなどに衝突し6人がケガをした事件で、脳に損傷を受けるなど重傷を負って一時昏睡状態となりました。

その後、警察車両が追跡の際、ブルーライトを点滅していなかったことや、衝突の後に救護を怠るなど対応に問題があったとして、ホノルル市当局を相手取り賠償金を求めて裁判を起こしました。

そして、ホノルル市当局は、去年2月に和解金を支払うことを決め、パーキンス・シナパティ被告は、1250万ドルを受け取っていました。