Google Play Kzoo Radio
bnrGooglePlay
bnrGooglePlay

【News】ハワイ島西部の汚水サンプルから麻疹ウイルス検出

Measles detected from Big Island wastewater sample; no suspected measles cases reported

ハワイ島西部の汚水からハワイ州内で初めて、はしか(麻疹)ウイルスが検出されたことが分かりました。

ハワイ州保健局は、汚水からはしかウイルスが検出されたことについて、「感染予防策の必要性を示すものだ」としています。

州保健局は、州内の各地で家庭や工場などから流れ出る汚水のサンプル検査を定期的に実施しています。

今月11日にハワイ島の西部で採取した汚水のサンプルを分析した結果、はしかウイルスが検出されたことが判明し、保健局が26日に確認したということです。

州内で汚水のサンプルから、はしかウイルスが検出されたのは初めてです。

州内では今年4月、はしかの患者が2人確認されましたが、27日の時点ではしかに感染した疑いのある人はいないということです。

また、保健局は、4月に確認された患者と今回検出されたウイルスとの関連はないとしています。

ハワイ州のグリーン知事は、「はしかは感染力が極めて強く、重症化するケースもある。ワクチン接種で感染を防ぐことが重要だ」などと述べました。そのうえで、「州内の住民の健康・安全を守るため、ワクチン接種を検討して欲しい」としています。