【News】オアフ島でデング熱感染者1人確認 ハワイ州内で今年12例目
Hawaii’s 12th travel-related case of dengue fever reported in 2025
ハワイ州保健局は12日、オアフ島内でデング熱に感染した人が1人確認されたと発表しました。
デング熱の感染が広がる地域への渡航歴があるということです。
州保健局によりますと、ことし1月からハワイ州内でデング熱への感染が確認された人は、これで合せて12人目となりました。
1月からの感染者は、オアフ島で11人、マウイ島で1人となっていて、いずれも感染が広がる地域に渡航していて、帰国後に発熱などの症状が出たということです。
州当局は、今回感染が確認された人が住む地域で蚊の駆除作業などを行っています。
デング熱は蚊が媒介する感染症で、高熱や激しい頭痛、筋肉や関節の痛みなどを引き起こし重症化することもあります。
中南米やアジア、中東、太平洋諸島など世界の多くの地域で発生しています。
保健局は、「感染地域に出かける際などは衛生管理を徹底し、長袖、長ズボンを着用したり虫よけスプレーを活用したりするなど、蚊に刺されないように注意して欲しい」と呼びかけています。