【News】カムチャツカ沖のM8.8の地震でハワイ諸島に津波警報 マウイ島で4フィートの津波
We’ve got a ways to go.’ Pacific Tsunami Warning Center monitoring as tsunami waves reach Hawaii
ハワイ時間の29日午後、ロシアのカムチャツカ半島沖を震源とするマグニチュード8.8の地震があり、ナショナルウェザーサービスは、ハワイ州の全島の海岸付近に津波警報を発令しました。
当局によりますと、午後8時20分ごろまでに、カウアイ島のハナレイと、マウイ島のカフルイで高さ4フィートの津波が観測されました。
オアフ島のハレイワでは、3フィートの津波が観測されたとしています。
29日午後1時25分ごろ、ロシアのカムチャツカ沖とするマグ二チュード8.8の地震が発生しました。
太平洋津波センターは、午後1時33分に ハワイ諸島に津浪ワッチを発令しましたが、 午後 2時43分に津波警報に引き上げました。
一方、ホノルル市当局は、津波警報の発令を受けて、午後4時10分と午後5時10分、それに午後6時10分に防災サイレンで注意を呼びかけました。
これを受けて、州内の多くの会社が業務を早めに切り上げ社員を帰宅させたり、海岸近くのホテルが滞在中の宿泊客などに対して高層階に避難させるなどしました。
ワイキキや ダウンタウンなど各地の道路では、早めに帰宅する人の車などで大渋滞が発生しました。
ホノルル市によりますと、カウアイ島のハナレイとマウイ島のカフルイで4フィート、オアフ島のハレイワでは、3メートルの津波が観測されたということです。
ハワイ州のグリーン知事は、午後8時20分から開いた記者会見で、「これまでのところ被害は確認されていないが、津波は何度も打ち寄せる可能性がある。警報が解除されるまでは安全な場所から離れないで欲しい」と呼びかけました。






















