【News】ハワイ州知事の記者会見とハワイへの航空状況
ハワイ津波警戒 最新情 5:40pm
ハワイ州とアラスカ州に津波警報が発令される中、ハワイアン航空およびアラスカ航空は、フライト運航への影響を注視しています。
航空会社によりますと、「ハワイへの出発便は一時的に保留されています。すでに飛行中の便については、本土への引き返しや目的地変更が行われています。ハワイへの渡航を予定している方は、空港へ向かう前にフライト状況を必ずご確認ください。旅行変更に関する手数料免除の対応も行っており、詳しくはalaskaair.comをご確認ください」。
また、ジョシュ・グリーン州知事は午後5時15分ごろ、ホノルル・ダイヤモンドヘッド内のハワイ緊急事態管理庁本部にて記者会見を開き、「ハワイの沿岸部において、津波による重大な被害が予想される」と述べ、津波浸水予想区域からの避難を強く呼びかけました。
知事によると、ロシア近海での海洋活動の観測結果から、津波波の接近は「差し迫っている」とのことで、波の規模は午後5時30分にミッドウェー諸島を通過した時点で、より明確になる見込みです。
「被害がないことを祈っていますが、命の危険がある前提で行動してほしい」と知事は語りました。
現在、ヒロ国際空港は閉鎖中。午後6時10分と6時40分には、州内全域で警報サイレンが鳴る予定です。
避難が困難な方には、建物の4階以上に避難することで在宅避難も可能とし、「海岸、港湾、河川、低地からは絶対に離れてください。海辺にとどまる行為は命を落とす危険があります」と強調しました。
さらに、ハワイ州国防軍(ハワイ・ナショナル・ガード)のローガン少将は、「オアフ島、ハワイ島、マウイ島に配備された大型輸送ヘリコプターが即応体制にあり、必要に応じて避難支援や瓦礫除去にあたる」と述べました。「州全体の部隊が動員できるよう準備を整えている」とも付け加えました。
引き続き最新情報にご注意ください。