【News】ノースショア住民、ゴンドラ建設に抗議

ノースショア住民、ゴンドラ建設に抗議

オアフ島ノースショアの住民たちが、マウントカーアラの斜面に建設が計画されている観光用ゴンドラ「カマナヌイ」に対し、再び抗議の声を上げました。

このゴンドラは1日あたり約1,700人の観光客を見込んでおり、住民らは自然環境と交通への悪影響、そして文化的価値の毀損を懸念しています。

「ここはディズニーランドではありません。テーマパークではないんです」と話すのは、住民のキャスリーン・パヒヌイさん。

反対派のラケル・アチウさんも「外から来た人たちが土地を買い、私たちに何が必要かを押し付けてくる。彼らはこの地の文化も歴史も知らない」と語りました。

住民たちは、すでに混雑しているカウコナフア・ロードの交通悪化も心配しています。

また、マウントカーアラはハワイ先住民にとって神聖な山であり、固有種も多く生息していることから、自然破壊を懸念する声も上がっています。

一方、事業主体である「カウコナフア・ランチ」は「プロジェクトの規模を縮小し、地域の声に応えたい」としています。

水曜日の夜、レイレフア高校で住民説明会が予定されており、大勢の参加が見込まれています。