【News】ハワイアンモンクアザラシの出産シーズンがスタート　規則を守りそっと見守って！！

Warning for public with Hawaiian monk seal pupping season underway

ハワイ固有のハワイアン・モンクアザラシの出産シーズンがスタートしました。

ハワイ州当局は市民に対して、「決められた距離を保ち出産や子育てを見守って欲しい」と、呼びかけています。

ハワイアン・モンクアザラシは絶滅危惧種に指定されていて、ハワイ州法や連邦法で保護されています。

州土地天然資源局によりますと、ハワイ諸島で誕生するするモンクアザラシの数は増加していて、去年１年間に合わせて３４匹の赤ちゃんが誕生したほか、今年はすでに3匹の誕生が確認されているということです。

ハワイアン・モンクアザラシは１年を通して出産しますが、多くは３月から８月ごろに出産の時期を迎え、出産の後、5週間から7週間かけて赤ちゃんアザラシに寄り添い、授乳などを行います。

授乳の期間に母親アザラシに接近すると攻撃的な反応する可能性があるため、当局は特に注意して欲しいとしています。

親子アザラシを目撃した場合は、少なくとも150フィート＝４６メートル程度の距離を保ち、犬をビーチに連れて行く際は、常にリードをつけてください。

また、モンクアザラシを目撃した場合は、NOAAの海洋野生生物ホットラインに連絡してください。

連絡は、888-256-9840で受け付けています。