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【News】麻疹の感染が本土で増加 旅行などの際は感染対策の徹底を!!

DOH warns some Hawaii areas at higher risk of measles outbreak

アメリカ本土で麻疹(はしか)の患者が増加しています。

ハワイ州保健局は、ハワイ州内の一部でワクチンの接種率が低くなっていると指摘し、旅行など、移動の際の感染対策の徹底を呼びかけています。

州保健局によりますと、はしかの流行を防ぐため、はしかワクチン接種率は95%が必要とされています。

しかし、子どもを対象に行われている、風しんとはしかを防ぐ混合ワクチンの2023年度から2024年度の幼稚園児の接種率は90%で、全国平均の93%を下回りました。

また、マウイ島やカウアイ島、それにハワイ島の一部の学校では接種率が75%以下だったということです。

はしかは、ウイルスによる感染症で、感染発症した人から人へと感染し、免疫のない人を中心に感染の流行が起こります。

最も感染力の強いウイルスの一つと言われています。

はしかウイルスに感染すると、感染すると発熱やせき、鼻水と言った風邪のような症状が現れます。

そのほか、耳の感染症を引き起こして難聴になったり、まれに肺炎や脳炎を引き起こし、死に至ることもあるということです。

これまでのところ、ハワイ州内で感染は確認されていませんが、州当局は、州外で感染し州内に持ち込まれる可能性などもあるとして、旅行など移動する際は感染対策を十分に行ってい欲しいとしています。