【News】マウイ島沖でザトウクジラが解放される
Caught on camera: Humpback whales freed off Maui
カメラに収まる マウイ島沖でザトウクジラが解放される
米国海洋大気庁(NOAA)によりますと、先週マウイ島沖で、
釣り具に絡まった2頭のザトウクジラを解放しました。
1月8日と9日に起きた別々の事故のクジラです。
NOAAによると、最初のクジラ一頭は、1月8日の朝、マウイ島のツアーボート会社から通報が入りました。
このクジラは200フィート(約1.5メートル)の釣り糸を口に通された状態で捕獲されました。
翌1月9日、マウイ島カハナ沖で、岸にいた人々や上空で承認されたドローンを操縦していた人々から、
同じく釣り具が絡まったザトウクジラの成体が報告されました。
当局によりますと、そのクジラは口に釣り糸、さらに重いゲージのロープが体に3本、
命にかかわるほどきつく巻き付いていたということです。
NOAAは声明の中で、回収された釣り具はいずれも
クジラの餌場であるアラスカのものであることを専門家が確認したと述べています。
NOAAによりますと、12月中旬以降、クジラのもつれ事故は8件発生しており、
これまでに8頭のクジラが捕獲されています。