【News】アリアマヌの違法花火死傷事故 警察が現場で聞き取り調査
1日、オアフ島のアリアマヌの住宅で起きた違法花火による死傷事故について、警察官がきのう、事故の現場を訪れ、近隣住民らに聞き取りを行いました。
当局が事故の状況を詳しく調べています。
1日午前0時ごろ、オアフ島のアリアマヌのケアカドライブの住宅で、花火が爆発する大事故が起きました。
消防や警察などが駆け付けて救助に当たりましたが、現場で女性2人の死亡が確認されました。
また、子供を含む20人以上が病院に搬送され、このうち、女性1人の死亡が確認されました。
死亡は、これまでに3人となっています。
この事故を受けて1日午後、グリーン知事やブランジアーディ市長、警察のローガン署長などが警察署で会見を行いました。
グリーン知事は、この中で、「現場の住宅では、当時、大晦日のパーティーが行われていて、「Cake Bomb」=ケーキ爆弾と呼ばれる花火が複数の花火に引火して、大爆発を起こした」などと述べました。
グリーン知事によりますと、けが人の中には幼い子供もいるということで、容体が悪化して死亡したり、後遺症が残ったりする恐れがあるということです。
一方、事故を目撃した人がきのう、メディア(ホノルル・スター・アドバタイザー)の取材に対し、
「爆発の後、30人ぐらいが倒れているのが見えた。叫び声を上げて苦しんでいた。子供も含まれていて、煙が広がり、まるで戦場のようだった」と話しました。
また、別の人は、
「被害を受けた人たちは皮膚が剥がれ落ちた状態で、多くの人が重度の火傷(やけど)を負っていた。爆発で飛んできた破片でケガをした人もいた」などと話していました。