【News】ハワイの犯罪組織のボス ミスクが拘置所で遺体で発見される

ホノルルの実業家 犯罪組織のボスである　マイケル・J・ミスク・ジュニア（50）が、2020年の逮捕以来収容され、1月の判決を待っていたホノルルの連邦拘置所で、日曜日に遺体で発見されました。

日曜午前10時過ぎに死亡が確認されました。

ホノルル検死局のチームが拘置所で数時間　検死を行い、拘置所のドアには、日曜日の面会はすべてキャンセルと書かれました。

複数の警察筋は、彼の死が自殺として捜査されていることを確認しています。

ミスクは今年7月、2016年のジョナサン・フレイザー失踪事件に関する殺人を含む十数件の罪で有罪判決を受けました。

殺人に加えて、ミスクは嘱託殺人の共謀、誘拐、殺人未遂、司法妨害、恐喝、化学兵器の使用で有罪となりました。

7月、フレイザーさんの母親シェリー・ミゲルさんは、ミスクの有罪判決は 「息子にふさわしい正義 」だと述べました。

ミスクは4年前に逮捕されて以来、連邦刑務所に収監されており、７月の有罪判決後、

来年1月に判決を受ける予定でした。

アレクサンダー・シルヴァート氏は連邦公選弁護人として35年以上の経歴をもちますが、

彼によりますと、受刑者が自殺や暴力で死亡するのは極めて珍しいことだということです。

「看守は高度な訓練を受けています。監視カメラもたくさんあるので、そこで死者が出ることは非常にまれな状況です」と話しました。

7月の判決は、ミスクが推定2500万ドルにのぼる資産と銀行口座を没収されることを意味し、ハワイの犯罪史上最大級の没収事件となりました。

連邦政府に拘留されている間、ミスクの自殺を監視をしていたかどうかは不明です。

「シーツを取り上げられ、自害に使えそうなものはすべて取り上げられるのです」とシルバーヴァートは説明しました。