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【News】オアフ島で鳥からH5N1型鳥インフルウイルス検出 ペットフェアー後に確認 保健局などがペットフェアーに参加した人に注意喚起

.DOH notifies public of potential exposure to avian flu at Mililani pet fair

オアフ島中部の住宅の裏庭で飼われていた複数の鳥から、H5N1型の鳥インフルエンザウイルスが検出されたことが分かりました。

ハワイ州当局によりますと、鳥は、今月2日に開催された『ミリラニ・ペットフェアー』に参加した数日後に症状があらわれ、検査の結果、ウイルスが検出されたということです。

州保健局は、鳥インフルエンザの人への感染リスクは低いとしたうえで、「ペットフェア」でアヒルやガチョウなどに接触した人に対し、熱や咳などの症状に注意して欲しいと呼びかけています。

そして、症状が出ている場合は自宅待機・隔離を行い、医療機関に連絡するよう促しています。

今月12日、オアフ島中部の住宅の敷地内で「少なくとも鳥10羽が死んでいる」と、州農務省に通報がありました。

死んだ鳥には、アヒルやガチョウ、シマバトが含まれていて、死んだ鳥のサンプルをアメリカ農務省の専門機関に送って検査を行った結果、高病原性の鳥インフルエンザウイルスが検出されました。

一方、ハワイ州保健局と農務局はきのう、「鳥インフルエンザウイルスが検出された鳥は、今月2日に開催された『ミリラニ・ペットフェア」に参加していた」と、発表しました。

人が鳥インフルエンザに感染した場合、発熱や咳、のどの痛み、結膜炎などの症状が現れます。

感染後は通常、2日から5日程度で症状が現れますが、発症までに10日ほどかかることもあるということです。

また、保健当局は、「鳥インフルエンザ感染は、抗ウイルス薬を投与することで治療ができる」としています。

現在、鳥インフルエンザ感染とみられる症状が出ている人は自宅待機・隔離を行い、医療機関に連絡してください。

症状が治まっている場合は、DOH Disease Reporting Line に連絡してください。

家禽類や家畜などに異常な症状が出た際の通報は、州農務局畜産課808-483-7102で受け付けています

受け付けは、月曜日から金曜日の午前7時45分から午後4時30分です。業務時間外の通報は、808-837-8092で受け付けています。