【News】カウアイ島警察の署長 拳銃置忘れで懲戒処分の手続き開始を決定
Kauai Police Commission votes to initiate disciplinary proceedings after chief looses gun
カウアイ島警察の署長が署内のトイレに装填した拳銃を放置した問題で、警察の委員会は、署長に対する懲戒処分の手続きの開始を決定しました。
カウアイ島警察のトッド・レイバック署長は、ことし3月、装填した拳銃をカウアイ島警察のトイレの個室で、壁と障害者用の補助バーの間に挟んだまま置き忘れ、その後、警察官が拳銃を発見しました。
レイバック署長は、委員会の調査に対して「トイレは安全な場所にあり、カードキーを使わなければ入れない」と主張しました。
これに対し、ハワイ州警察官協会は「トイレは、一日中一般市民が利用できる。施錠されていないしカードキーも必要がない」と反論しました。
調査委員会は、レイバック署長の主張は誤解を招くものだと判断し、この主張について、懲戒処分手続きの判断に含めないことを決めたしたとしています。
レイバック署長は、3年前人種差別的な発言をした疑いで5日間の無給・停職処分を受けてています。