【News】ジョンソン&ジョンンソン社ベビーパウダー訴訟和解
製薬会社ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)は、
マーケティング疑惑訴訟で7億ドルの和解に達しました。
これはジョンソン・エンド・ジョンソン社が
「タルク」を使用した製品 (タルカムベースの製品)の安全性について
顧客を欺いた(あざむいた) という疑惑を受け、
米司法省が 2019 年にハワイ州を含む 42 州にわたり 調査を開始したものです。
これを受けて 2020 年、ジョンソン・エンド・ジョンソン社は米国内での
ベビーパウダーとボディパウダー製品の製造・販売をすべて中止しました。
J&J のタルクを使用した製品が中皮腫や卵巣がんなどの
深刻な健康問題を引き起こしたとする集団訴訟では、
⺠間から 5 万件を超えるクレームが提 出されました。
この判決を通して、有害な製品がアメリカ市場から排除されることになり、
公衆衛生と消費者の安全にむけて大きな勝利となりました。
和解金のうちハワイ州は 530 万ドルを受け取ります。