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【News】レッドヒル海軍燃料貯蔵施設問題裁判始まる!!

Tears flow during Red Hill tainted water trial

オアフ島のレッドヒルにある海軍の燃料貯蔵施設から燃料が漏れて水道水が汚染された問題を巡って、住民が 連邦政府を相手取り起こした裁判が始まりました。

住民らは、汚染水を飲むなどして脳神経や呼吸器疾患を発症するなど大きな被害を受けたとして、連邦政府に賠償を求める訴えを起こしています。

29日、ホノルルの連邦地方裁判所で裁判が始まり、原告側は、冒頭陳述で「水道水が 汚染されたことで

子供を含む多くの住民が大きな被害を受けた。多くの人が今も病気と闘っている」と、訴えました。

また、「住民から水道水の悪臭や病気が起きたなどの多くの苦情が寄せられたにも関わらす、軍当局は問題が起きた9日後、水道水を飲んでも健康に問題はなく安全だと発表していた」と、述べました。

一方、連邦当局側は、燃料漏れを認めたうえで、「軍当局は住民からの報告を受けて24時間以内には、¥施設を閉鎖した。燃料漏れへの対応は迅速だった」と主張しました。

そのうえで、燃料漏れのレベルは低く、24時間から72時間以内に病気を発症することはないとして、

「病気の症状は水道水が原因ではなく、ストレスによるものかもしれない」となどと述べました。