【News】2月はアメリカ心臓月間CPRの知識は重要
2月はアメリカ心臓月間で、アメリカ心臓協会 (AHA=American Heart Association)は、心臓の健康と心肺蘇生法について認識を高めてもらうための活動を行っています。
毎年35万人以上が心停止を経験しています。その内の23,000人が子供です。そしてCPR心肺蘇生法の限界で90%が死亡しているのです。
心臓専門医のマイケル・タノウエ博士と教育訓練アシスタントのドリー・クリシャム氏は、心肺蘇生法の重要性について、「重要なのはCPRが命を救うということを理解することです」と述べています。クリシャム氏は、救急医療サービスが到着するまでに時間がかかるため、そばにいる人のCPRは大変重要で、貴重な時間を稼ぐことができると強調しました。また、若い人がCPRを学び、CPRの認定を取得するよう奨励しています。
緊急事態の多くは、ハンズオンCPR(手の平を使ったCPR)で十分ということです。これは胸骨圧迫のみの心肺蘇生法で、すぐに行えば、心停止者の生存の可能性を2倍から3倍にひきあげることができます。病院外で心停止を起こした場合、その約90%が死亡するため、これは大変重要です。
尚、心停止や心臓発作の症状には、反応の低下、呼吸の異常、胸の不快感、体の他の部分の痛みやしびれなどがあります。