【News】オアフでデング熱

ハワイでデング熱の症例が報告されました。

ハワイ州保健局によると、この症例はデング熱がよく発生する地域へ最近旅行した人ということです。症例はオアフ島内で報告されました。

ハワイ州で最後にデング熱が確認されたのは2016年です。

ハワイにはデング熱を媒介する蚊が生息していますが、保健局によると、ハワイ州では流行には至っていません。しかしデング熱は、中南米、フィリピンを含むアジア、中東、アメリカ領アメリカ領サモア、ミクロネシア、マーシャル諸島、パラオを含む太平洋諸島、プエルトリコを含むカリブ海地域など、世界各地で発生しています。

デング熱の症状には、突然の発熱、吐き気、嘔吐、発疹、体の痛みなどがあり、通常2～7日間続きます。命に関わることもありますが、ほとんどの人は1週間ほどで回復します。

保健局は、自宅で蚊の繁殖を減らすことで、自分と家族を守ることができますと呼びかけています。

一般的な繁殖場所としては、バケツ、パイナップル科の水をよく吸収する植物、プランター、雨桶、あるいは屋外に置きっぱなしのコップなどです。蚊の発生と繁殖を防ぎましょう。

保健局のDisease Outbreak Control Divisionのウェブサイトでは、蚊が媒介する病気についての詳細情報が掲載されています。