【News】レッドヒルの燃料取り出し作業3月末に完了見通し
Military removing all fuel at Red Hill by end of March
オアフ島レッドヒルの海軍の燃料貯蔵施設から石油燃料が漏れて水道水が汚染された問題で、施設から燃料を取り出す作業が行われていますが、海軍当局によりますと、3月末までに全ての燃料取り出し作業が完了する見通しです。
海軍当局は、これまでに、燃料タンクからおよそ1億ガロンの燃料を取り出し、現在、残る6万ガロンの取り出し作業を進めています。
作業完了は3月末の見通しで、海軍当局は、そのあと貯蔵施設を閉鎖し、燃料タンクを修復する作業などを行う予定です。
ただ、どのような方法で修復作業を行うかなどについては決まっていないということです。
ネイビー・クロージャ―・タスクフォース・レッドヒルの責任者、スティーブン・バーネット少佐は、「パイプの修復方法については、バクテリアなどを使う方法が考えられるが、まず、地中は水中で実態に何が起きているかを見極めることが必要だ」と、述べました。
レッドヒル・ウォーター・アライアンス・イニシアチブによりますと、レッドヒルの燃料貯蔵施設から、数十年間に最大で190万ガロンの石油燃料が漏れ出したと推定されるということです。