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【News】H1フリーウエーの衝突死亡事故 被告に懲役10年の実刑

Woman sentenced to 10 years in prison for deadly 2021 crash on H-1 Freeway

2021年8月、オアフ島のH1フリーウェイで、乗用車が停車していたパトカーに衝突するなどして、当時37歳の男性が死亡した事故で、第1級過失致死の罪などに問われた25歳の被告の女に対し、裁判所は9日、懲役10年の実刑判決を言い渡しました。

当局によりますと、クラリッサ・ロペス被告は、2021年8月12日、H1フリーウエーを走行中、クイーン・エマ・ストリートのオバーパス付近で、駐車中のパトカーに衝突する事故を起こしました。

この事故で、ロペス被告の車に乗っていたテキサス州のロナルド・ガルシア・アラリコンさんと、アラリコンさんの交際相手の女性が大けがで病院に搬送されましたが、アラリコンさんが死亡しました。

検察当局によりますと、ロペス被告は酒を飲んで運転していたほか、運転中に携帯電話を使っていたということです。

警察は、故障車の撤去作業のため現場に出動し、パトカーの近くに警察官がいましたが、ケガはありませんでした。

ロペス被告は、第1級過失致傷の罪などで起訴され、去年9月に起訴内容を認めていました。

そして、裁判所は9日、ロペス被告に対し、懲役10年の実刑判決を言い渡しました。

検察当局によりますと、ロペス被告は、死亡事故の7か月後、テキサス州で交通事故を起こし、酒気帯び運転で起訴され有罪判決を受けていたということです。