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【News】マウイ島雨季の対策が課題

ハワイは、雨の多くなる時期を向かえ、大規模な山火事で被害を受けたマウイ島では、大雨による「二次被害」を防ぐための対策が課題となっています。

今週、ハワイ州議会財政委員会の議員らがマウイ島を訪れ被災地を視察しました。

委員会メンバーのカイル・ヤマシタ下院議員は、取材に対し「建物や木などが焼失した場所に大雨が降ると、鉄砲水などの「二次災害」が起きる可能性がある」と、指摘しました。

マウイ島のラハイナでは、大規模な山火事で、建物や樹木、草などが焼失し、およそ1200エーカーの地肌がむき出しの状態になっていて、大雨が降ると、大量の雨水が低い土地に流れ込むことが予想されます。

関係者は、ハワイの在来種で植樹や植栽を行い、焼け跡を再生したいと考えています。

しかし、現実的には、焼失した広い面積に植えるだけの木や草の量が足りていないということです。

今後、鉄砲水など大雨による「二次災害」が懸念されるため、対策をどのように進めていくのかが重要になりそうです。