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【News】山火事被害の学校再開に向け安全へのガイダンス

来週からマウイの山火事で被害を受けた3つの公立学校が再開しますが、多くの家族が安全性を危惧しています。

州教育局が発表した最新の文書には、大気の安全性を監視するために学校が取るべき行動と、大気の質が連邦基準で「不健康」または「危険」のカテゴリーに入った場合の対応とステップについて記されています。「大気に応じた行動計画」(Health &Safety Guidance for Reopening Lahaina Schools, Fall 2023 )は6段階に色分けされ、「良好」から「危険」までのさまざまな大気のレベルに応じたステップが16ページに渡って示されています。

(ハナ-ラハイナルナ-ラナイ-モロカイ地区担当の)レベッカ・ウィンキー教育長は、このガイダンスは「センサーが感知した空気の質に基づいて、学校が取るべき行動の概要を示しています」と述べるとともに、集団避難が必要となった場合のアクセスルートや避難経路を示す学校の緊急行動計画の改訂にも取り組んでいると説明しました。

このガイダンスは、ラハイナの公立学校3校のためのもので、ラハイナルナ・ハイスクールは10月16日、ラハイナ・インターミディエイトは10月17日に再開します。また10月18日、プリンセス・ナヒエナエナ・エレメンタリーと、キング・カメハメハ3世エレメンタリーの児童も戻ってきます。キング・カメハメハ3世エレメンタリーは修復不可能な被害を受けたため仮校舎が建設されるまで、プリンセス・ナヒエナエナ・エレメンタリーのキャンパスを共同で使用します。

学校がラハイナの保護者に宛てた重要なお知らせには、「各教室にはHEPAエアフィルターが設置されること、各学校に空気清浄センサーが設置されモニターされること、各学校は内部の緊急行動計画を見直し更新したこと、学校は家庭とのコミュニケーションを密にすることなどが記されています。