【News】8月のマウイ島の観光客数・消費額大幅減少
Maui tourism dips after wildfire aftermath drags down statewide results
8月8日に発生したマウイ島の山火事でラハイナが壊滅的な被害を受けるなか、先月、マウイ島を訪れた観光客の数は11万2200人余りとなり、
去年の同じ時期に比べて50%以上減少したことが分かりました。
また、マウイ島の観光客が減少した影響で、ハワイ州全体としての先月の観光客の数は、およそ76万9000人にとどまり、去年に比べて7.3%少なくなりました。
ハワイ州ビジネス経済開発局によりますと、先月、マウイ島を訪れた観光客は11万2259人で去年の同じ時期と比べておよそ58%減少し、2021年2月以降で最も少なくなりました。
一方、先月の マウイ島内での消費額は、合わせて2億4670万ドルで、去年の同じ時期を49%下回ったほか、2021年3月以降で最も低くなりました。
観光消費額が大幅に減少したことについて、ビジネス経済開発局は、政府当局が、火災発生後、数日間に渡って、マウイ島への不要不急の渡航を控えるよう呼びかけたことが要因の一つだとしています。
山火事の後、カフルイ空港到着の航空便は、88便がキャンセルとなりました。
マウイ島の山火事の影響で、オアフ島など別の島を訪れる観光客が増加しましたが、先月、ハワイ州を訪れた観光客は、76万91 63人で前の年の同じ時期に比べ7.3%少なくなりました。
ハワイ州全体の観光消費額は、およそ15億8000万ドルで、去年の同じ時期から9.2%減少しています。