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【News】天国への階段の撤去業者決定

オアフ島のハイクの階段(別名「天国への階段」)を撤去するプロジェクトの請負業者が正式に決定しました。

ホノルル市設計建設局は29日、このプロジェクトを請け負う業者をナコア・カンパニーズに決定したと発表しました。

ナコア・カンパニーズはハワイを拠点とする複雑なインフラ・プロジェクトを専門とする会社です。

ハイクの階段はかつて地元の人々や観光客に親しまれていましたが、ホノルル市議会はさまざまな問題を理由に階段の撤去を全会一致で決議していました。

この階段は1987年に立ち入り禁止となっていたものの、階段や住宅地が不法侵入や破壊行為に遭いました。関係者は、「階段を撤去するという決定を下したのは、いくつかの要因がありました。まず第一は、何十年もの間、階段へのアクセスを求める人々による不法侵入、嫌がらせ、器物破損事件が発生しました。第二にハイクの階段を守ろうとするグループによるアクセスプランが実現可能なものあるとは思えず、費用も高く、違法アクセスの解決策になると思えませんでした。そして第三に、過去15年間で、私たちの第一応答者(ファーストリスポンダー)は57回以上の危険な救助活動に出動しており、第一応答者を危険にさらすにはあまりにも回数が多すぎるのです。と述べました。

ナコア・カンパニーズ社は、以前にもハイク階段の上にあったブランコを撤去しており、その実績はすでに証明されています。

ザ・ナコア・カンパニーズは生物学者と協力し、原生植物や環境を考慮するということです。

尚、プロジェクトの総工費は257万9,771.88ドル(約3億8000万円)です。