【News】行方不明になっていた愛犬との再会

大規模被害を受けたマウイ島の山火事では、何千匹ものペットが行方不明になっていますが、そんな中、行方が分からなくなっていた子犬が焼け跡から見つかり、家族のもとに戻りました。

生後18か月のローマン・ライアンは、山火事が起きた当時、ラハイナロードにあるドッグシッターの住宅にいたましたが、火の手が迫り、外に飛び出したということです。また、シッターは、住宅から脱出し、近くの海に飛び込むことを余儀なくされました。

2日後、近くにいた人が、焼け跡の瓦礫の上に、火傷とケガ負って動けなくなっている子犬を発見し、救助しました。そして、マウイ動物愛護協会に運ばれた子犬のローマンは、間もなく飼い主と再会。前足に火傷を負い、背中にも酷い傷を負っていますが完治する見込みだということです。

飼い主のニコール・コーミーさんは、「人生の中でこんなに涙が出たことはありませんでした。火災で壊滅的な被害を受け、多くの人が悲しみ中にいますが、ローマンのストーリーが明るい光となり、少しでも人々の希望となることができれば」と話しています。