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【News】ラハイナバイパスの利用再開 ラハイナタウンへの一般立ち入りは引き続き制限

Green announces phased reopening of Lahaina Bypass, allowing access into West Maui

ハワイ州のグリーン州知事は、15日の記者会見で、山火事で大規模被害を受けたマウイ島の西部に通じる「ラハイナバイパス」について、段階的に利用を再開すると発表しました。

グリーン知事がマウイ郡のビッセン郡長や、地元当局者と協議を行い、利用再開を決めたということです。

発表によりますと、「ラハイナバイパス」は、15日午後6時から西マウイの住民や救急隊などのために利用が再開されました。

毎日午前6時から午後10時まで、すべての車の通行が出来るようになるとしています。

ただ、午後10時から午前6時までの通行については、この地域に住んでいる人や働いている人、ボランティアらに制限されます。

また、被害を受けた地域では、行方不明者の捜索や復旧作業が行われているため、ラハイナ・タウンへの一般の人の立ち入りは、引き続き制限されています。ハワイ州当局は、「西マウイへのアクセスは、必要な場合のみにして欲しい」と、呼び掛けています。

マウイ島の山火事は、きのうで発生から1週間となり、マウイ郡当局によりますと、捜索犬を連れた復旧チームが、これまでに被災地域のおよそ32%を捜索したということです。

山火事は、依然として鎮火には至っておらず、きのう夜の時点で、これまでに焼失した面積は、およそ2170エーカとなっていて、当局によりますと、鎮火の割合は、およそ85%だということです。