【News】マウイ島山火事死者99人、不明者千人と推定

マウイ島ラハイナの町を焼き尽くした山火事による死者数は、

日曜日の夜には3人増えて96人、

14日(月曜)午後99人となりました。

現場では、遺体を捜索する探知犬を連れた復旧チームが一軒一軒回っています。ジョシュ・グリーン州知事は、日曜日のビデオ演説で、ラハイナには「ほとんど何も残っていない」と述べました。

この山火事の被害は、米史上最も深刻なものとなっています。約2,700の建造物が破壊され、そのほとんどが住宅でした。数千人が避難所に身を寄せたり、家族や友人と同居したり、車の中で寝泊まりしたりしています。そんな中でグリーン政権は数百人の避難者をホテルの部屋に移す計画を固めています。

州はまた、不動産所有者と住宅を必要とする人々を結びつける新たな取り組みも発表しました。知事は、また山火事の影響を受けた人は誰でもFEMAに電話し財政支援プログラムに関する情報を得るよう促しました。

電話は1-800-621-3362です。

当局によりますと行方のわからない人の数は1000人と推定されています。

マウイ警察のジョン・ペレティア署長は12日(土)、探知犬による捜索は、最も被害の大きかった地域のわずか3%にしか達していないと述べ、行方不明者がいる人は郡の情報センターにDNAサンプルを提供するよう求めました。

ペレティエ署長はまた、ラハイナのダウンタウンに入ろうとする人々に辛抱するよう求め、身元が確認される必要のある遺体や遺骨があることを理解してほしいと述べました。

 一方、緊急避難所では、家族が行方不明の愛する人の写真を貼ったり、コミュニティ・グループが捜索状況を共有するためのオンライン文書を作成したりしています。