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【News】救急患者増加でER病床がひっ迫状況 特にウエストオアフのクイーンズ病院

Amid worrisome surge, Queen’s West sees more ER visits than state’s largest hospital

オアフ島西部のクイーンズ・メディカルセンター・ウエスト・オアフのER=救急治療室で治療を受ける救急患者の数が、昨年末から急増していることが分かりました。

保健当局によりますと、クイーンズ・メディカルセンター・ウエスト・オアフの1日当たりのER患者の数が、ハワイ州最大規模のクイーンズ・パンチボールのER患者の数を上回っているということです。

ERを受診する患者数は、ハワイ州全体で増加していますが、特にウエスト・オアフがひっ迫した状態となっていて、救急車の出動要請も増加しています。

ハワイ・ニュース・ナウがまとめたところによりますと、オアフ島内の10の医療機関のERには合わせて245床がありますが、救急隊が搬送する救急患者の数は、1日当たり150人から200人となっているということです。救急患者の増加傾向は昨年末から続いています。

救急隊のジム・アイルランド博士は、「救急患者の搬送時間は、以前は20分かからなかったが、ここ数週間は3時間かかることもあり病床のひっ迫状況が続いている」と話しています。