【News】スーパーのセルフレジで詐欺犯罪

ホノルル警察は、オアフ島のスーパーマーケットで発生している犯罪について住民警戒するよう呼びかけています。

警察によると、犯人はクレジットカード・スキマーと呼ばれる小さな装置を使っているということで、スーパーマーケットの「セルフレジ」で発見されています。この装置は(クレジットカードを読み取る)カードリーダーに不正に設置され、利用者の情報を抜き取り、犯人がデータをダウンロードして現金化できるようになるものです。FBIによると、犯人は盗んだ情報を使って偽のクレジットカードを作り、被害者の口座から盗むということです。

ホノルル・フェデラル・クレジット・ユニオンでは、過去に何人かが被害にあったということで、顧客から「この取引は私がしたものではない」と報告が入るそうです。犯人は簡単に売れるテレビや品物を買っています。

ハワイ小売業界のティナ・ヤマキ会長は、「一つ解決策を見つけても犯人はすぐに別の方法を見つけるので、私たちは常に注意を払わなければなりません」と話しました。

情報を盗むスキマー(装置)を見つけるのは難しいものの、警察は、カード・リーダーのアライメントに問題がないか見てみること、そして、何かがずれたりしないか、ちょっと動かしてみることを勧めています。キーを押した時にキーの感触がおかしくないか、暗証番号を盗むための隠しカメラが潜んでいないかなども警戒する必要があります。

専門家は、被害を避けるために、レジでのタップ機能やモバイル決済を勧めています。自分のカードがスキミングされた可能性がある場合は、すぐにクレジットカード会社に連絡してください。