【News】危険薬物の解毒剤に関する法案28

ホノルル市議会が12日「法案28」を可決し、リック・ブランジアーディ市長はこれに署名する意向です。

ハワイ州保健局のデータによると、ホノルルではオピオイド関連の過剰摂取が推定500%増加しています。この法案の目的は、オピオイド関連の緊急事態が発生した場合に行動を起こし、人命を救うことで、アルコールを提供するすべてのバー、ナイトクラブ、レストランに解毒剤(げどくざい)ナルカンを常備することを義務づけるというものです。

この法案は、タイラー・ドス・サントス=タム議員が提案しました。連邦医薬品局(FDA)がオピオイドの過剰摂取による影響を回復させる解毒剤「ナルカン」を市販することを承認して4カ月後のことでした。

ドス・サントス=タム議員は「過剰摂取は、特にアルコールとの混合で起こります。バーやナイトクラブは、あらゆる事態に備えなければなりません。過剰摂取による死者が驚異的に増えており、医療機関や救急隊員に大きな負担を強いているのです。この法案への署名を期待しています」と強調しました。