【News】パールシティー立て篭もり事件

先週金曜の朝パールシティで、ナイフとライフルを持って立て篭もった男に警察が発砲し死亡するという事件が発生しました。

事件後記者会見したホノルル警察のアーサー・ローガン署長によりますと、23日午前4時10分頃、マナナのカラウイポ・ストリートにある家でその家に住む住人の女性から強盗事件が発生したという通報が入り警察が出動しました。女性は家にいませんでしたがホームセキュリティカメラで元交際相手が家に入っていることを発見し通報したものです。男はナイフを持って立て籠り、同僚や警官を撃つと脅しました。

このため、特別部隊が出動し男に出てくるよう説得を試みましたがうまくいきませんでした。

そして午前6時30分頃、寝室の窓から煙が出ているのが確認されました。これは警察が男を煙であぶりだそうとしたものと見られ、約10分後に男はナイフ2本を持って家から出て隣の家に逃げ込み2階の裏のバルコニーに入りました。そしてそこにあったライフル銃をつかんだところで、警官の一人が男に向けて発砲、続いて二人目の警官が隣の家の庭から、3人目の警官が階段の下から男にむけて発砲したということです。男は現場で死亡が確認されました。

尚、ハワイ・ニュース・ナウによるとそのライフル銃はホノルル警察のライフルだったということです。また複数の証言からこの男はナザニエル・フィリモニ・タウアライNathaniel Filimoni Taualai(32)とされていますが、事件の詳細は公表されておらず捜査が行われています。

他に負傷者はでていません。