【News】観光客用のアプリの開発計画
ネイティブハワイ振興協議会 (The Council for Native Hawaii Advancement) が今後2年半で2700万ドルの予算でハワイの観光を管理しようとしています。
ハワイには年間約1000万人の観光客が訪れますが、大体同じ場所に行くことが多いため、混雑や交通渋滞によっていやな思いをすることがあります。ネイティブハワイ振興協議会は、スマートフォンのアプリが鍵になるとし、下院観光委員会の委員長を務めるショーン・クインラン州議会議員は、その技術はすでに利用可能であると述べています。
すでに議論されているコンセプトは、観光客は観光用のスマートフォンアプリをハワイに到着する前に読み込むか、空港でQRコードを使って読み込みます。アプリは、観光客に便利な情報やアラートを提供し、予約や料金の支払いもできます。さらにデータと人工知能の機能によって、観光客をリアルタイムで管理することができるようになるというものです。
クインラン議員は例として、たとえばワイメア湾に行きたいという人のために、その情報や予約ができると同時に現在の混雑や駐車場の混み具合、交通量の多さを知ることができ、混雑を避けるためにその場所以外の他の選択肢が提示されるとしています。「2時間も渋滞に巻き込まれたくないという人には、家族と一緒に行ける他の場所や施設を3つ、4つ紹介するわけです」と説明しました。
振興協議会のCEOであるクヒオ・ルイス氏は、「観光のための新しい時代であり、私たちはそのテーブルにつくことに期待しています」と話しています。